【1月Mrs.マニアのお気に入り2作】.
「ジョジョ・ラビット」・・目前となった今年のアカデミー賞にもいろいろノミネートされている注目作。例によって、極力予備知識を持たずに鑑賞。
ナチスドイツ敗戦色が見えてきた時期のドイツ人家族とクローゼットの奥に隠れ住むユダヤ人少女の物語。
冒頭流れるBeatlesの“抱きしめたい”(ドイツ語!のbeat と、一見そぐわぬシーンの躍動感に、まずガツン!とやられ、ガチガチ保守の父親と揺るがぬ母性とリベラルな感覚の母親に育てられる主人公10歳のジョジョ少年のキュートなやんちゃぶりにもグイグイ引き込まれて、アッという間に感動のラスト!
アカデミー作品賞、助演女優賞(スカーレット・ヨハンソン)ノミネートも大納得の“愛すべき佳作”です。
一見コミカルですらある作風にちりばめられた戦争の哀しさ、人のやさしさ。単なる戦争ものとはひと味もふた味も違う、Mrs.マニアお薦めの1作です📽
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「イエスタデイ」・・世の中で、自分以外の誰も、あの“ビートルズ”を知らない?!
荒唐無稽な設定の世の中で、しがないシンガーソングライターの主人公が、うしろめたさと感じながらも名曲の数々を世に送り出して・・・。
「トレイン・スポッティング」や「スラムドッグ・ミリオネア」のダニー・ボイル監督の新作は、英国ならではのユーモアとシニシズムと
ビートルズ愛に満ち満ちた愛すべき人間ドラマでした。
「最高!」とまでは行かないけれど、ラスト10分の感動(驚き)は観る者のみが味わえる特権。
ビートルズって、凄い・深い・それをあらためて実感させてくれる脚本の妙にも拍手!
ちなみに、リリー・ジェームスや本人役でガッツリ出演しているエド・シーランも、英国人魂バリバリの好演。こちらにも感動です‼
奇しくもビートルズの名曲に彩られた1月お薦めの2本。
どちらもまだ公開中ですので、よかったらご覧になってね。
感想もお待ちしています。