梅雨です~雨あめ 「飴」.
木田郡三木町で
300年続く飴屋さん
三原飴店
をご紹介しました
三原飴店のぎょうせん飴は
およそ千年前から麦芽を利用して作られてきた水あめ。
もち米と麦芽と水だけを使ったシンプルな飴です
9代目 三原紀子さん
にお話をうかがいました
そして、作業の邪魔になりながら
製造工程を見学させていただきました😍
工場は大きな五右衛門風呂のような窯が二つ
決して広くはないスペースです
1日目
午後1時スタート
炊きあがったもち米に
麦芽と水を加えながら混ぜます
お嫁さんの由佳理さんと2人だけの作業です
全身を使って混ぜる作業は重労働💦
糖化が進みどろどろのペースト状になったら
一晩寝かせます
2日目
午前6時半スタート
麻袋などで絞ります
全てて作業
絞り汁は、さらにこしてなめらかに
2日目 午前8時
こした汁を煮詰めていきます
2日目 午後3時
煮立って飴になってきました
泡が大きくなってきたら粘度が増します
泡が消えたらこんなにきれいな金色✨
2日目 午後7時
出来上がりました
丸一日おいて冷ましたら瓶詰作業です
店頭に並びました
これら一連の作業は
全て手作業
作り方は代々口頭により伝承されてきました
しかも
三原家では
飴づくりは家の女性の仕事
男性は外で働き
女性が家で飴づくりをする、というルールなのだそうです
修行7年目の由佳理さんと紀子さんの
絶妙なコンビネーションで作業は進みます
男性であるオーナーの三原主幹さんは
そっと見守ります
けっして手を出さず、見守ります(笑)
2日以上かけて作られる飴は
やさしい味
そのまま舐める以外に
コーヒーの甘味料や、煮物料理などにも使えます
母乳の出がよくなると、出産祝いに贈る人も多いとか。
喉が痛いときにもおすすめなのだそう。
三原飴店のぎょうせん飴は
・道の駅 牟礼 源平の里
・トレスタ白山
・栗林庵
・サンクラッケ片原町
・香川医大 コンビニ
などでもお買い求めいただけます