11月6日の東讃RADIO CLOVERは、「三木町に渡邊邸あり!」と称えられるお屋敷を訪問。.
三木町に渡邊邸あり!
5つもの茶室を移築した茶人の父を持つオーナー 小橋あやみさんを、筒井さんが訪ねました。
「揚家語らずして 讃岐の茶室を語るな」という言葉があります
古高松の豪農「揚家」から5つの茶室を譲り受け移築したのが先代の当主である渡邊順久氏。順久氏に育てられたのが現在のオーナー小橋あやみさん。これまで暮らしていた生活感のある家が茶室に変わっていったり、学校教育より一流のものに触れることを優先させ学校を休んで古美術やお寺巡りに連れていかれたり、、、
「“クレイジーな父”だけど、父にしかできない育て方だった」とあやみさんは言います。
順久氏が亡くなった後、朽ちていくしかないと思っていたこの場所に泥棒が入ります。その事件がきっかけで友人のアドバイスもあり渡邊邸の再建が始まります。
足枷だと思っていた場所が、あやみさんの心の拠り所となり、またお茶を通してつながった方々が集まってくるようになったのです。
「運命って面白いなぁ。今は三木町に渡邊邸ありと思ってもらえたらうれしいし、本望です」と語ってくれたあやみさんです。
これからの時期、庭の紅葉が真っ赤に染まります。お抹茶を楽しみながら心和むひとときをお過ごしください。
<渡邊邸>
住所:木田郡三木町下高岡2569-1
(琴電長尾線「白山駅」徒歩7分)
電話:090-1572-7877
お抹茶体験:要予約(上記番号へ)
紅葉の見ごろ:11月末~12月上旬ごろ