お宝ファイルNO.10 世界的彫刻家 速水史朗 氏.
多度津町お宝ハンター 千葉むつみです
ボスからの指令は
シラカタノイシノカベ
多度津町の西、白方地区には
さぬき浜街道から見える場所に
ひときわ目立つ
石積みの壁が
そこは
世界各地に作品が設置されている
彫刻家 速水史朗 さん
のアトリエです
庭にも
速水さんの作品があちこちに
速水史朗さん
94歳の今も
毎年誕生日に開く銀座での展示会
にむけて
作品を作り続けています
石積みの壁の奥のアトリエに
お邪魔しました
このアトリエは
建築家 伊丹 潤 さんの設計
施工は宮大工を抱える、
仁尾町の菅組
建物は
卵を縦に切ったような半球の形をしています
この中で作品がどんどん生まれる
という思いが込められているそうです
気になる石積みの壁は
野面積み(のづらづみ)という技法。
切り出された石の形を
加工せずそのまま生かし組み上げる
高度で手間のかかる技術が使われています。
外だけではなく
アトリエの中の一部の壁も
石積みになっていました
石は庵治石。
良い石を眺めていたい、
という速水さんの意向。
当然のことながら
速水史朗さんの作品が
こちらは
先生初期の作品
見事な完成度
多度津はもちろん
世界中に作品が設置されている
世界的彫刻家 速水史朗さん
これまで
多度津を出て活動したい
と思ったことは?
の質問に、きっぱり
ありません
自分が育ったところだから
大切だからです
この風土だから作品が生まれるのです
外から香川県に来て活動している人がいるのに
僕がここを出ていくのは
ばかばかしいでしょう
と笑って答えてくださいました✨
その言葉に
心の外から感動しました🤩
ちなみに、
外から来た彫刻家というのは
イサムノグチ 氏
流 政之 氏
のこと~‼
そうなのです
都会に出なくても
海外に出なくても
世界を感動させる作品は
多度津で生まれるのです~
速水さんの子供時代の神童ぶりや
彫刻・造形との出会い
教員時代のお話など
たくさん聴かせていただきました🎙
ちなみに
アトリエは
海にほど近いさぬき浜街道沿いですが
アトリエの窓から
海の景色は
みえません(笑)
なぜなら
良い景色を見ていると
仕事が手につかない
からなのだそうです
いい景色は
町内のカフェやレストランで
のんびりしながら楽しまれるのだそうでよ
お宝ファイルのNO.10
世界的彫刻家
速水 史朗