お宝ファイルナンバーNO.14☆林求馬邸.
多度津町 お宝ハンター 千葉むつみです
ボスからの指令は
モトメテー デ マトメテー ミツケテー
多度津町の山の上、奥白方には
林 求馬 邸(はやし もとめ)
という武家屋敷があります
月に一度一般公開されています
多度津文化財保存会事務局
村井 信之 さん
に特別に見学させていただきました😍
林求馬とは、江戸時代の家老。
江戸時代末期、海からの攻撃に備え
避難所として別邸として築いたのが
今回ご紹介した家老屋敷。
書院造の建物には
随所に凝った装飾が施されています
こちらは釘隠し
部屋ごとに使われているものが異なります
鶴と桃の彫り物で釘の跡が隠されています
屏風
様々な自慢の絵や書などコレクションが
貼り付けられています
北斎の絵も🤩
こちらが今回一番のお宝
大塩平八郎の書
慮わざれば胡ぞ獲ん
為さざれば胡ぞ成らん
(おもわざればなんぞえん、
なさざればなんぞならん)
考えているだけでは何も得るものはない
行動を起こすことで何かを得ることができる
大塩平八郎が起こした乱の
数カ月前に
多度津町内で書かれた書です
平八郎の世の中を変えなくてはならない
決意が伝わってくるような文字です
求馬邸には、蔵もあり
古文書や絵、書など
貴重なものがまだまだザクザク✨✨
ちなみにこちらは
江戸時代後期の画家
谷 文晁
絵です🧐
ガラス越しに撮った写真なので
分かりにくいですが
ぜひ実物をご覧ください
林求馬邸 一般公開
第一日曜日
9:00~15:00
入場料 200円
予約不要
お宝ファイルNO.14
多度津町指定文化財
大政奉還直前に建てられた家老屋敷
林 求馬(はやし もとめ) 邸