お宝ファイルNO.20☆ モザイク玉.
まんのう町お宝ハンター 千葉むつみです
2月26日のボスからの指令
【ヒガシアジア デ ヒトツダケノ タマ】
なんだか
とんでもないお宝に出会えそうな予感・・・
そこであの人を頼ってみました
以前、中寺廃寺跡を案内してくださった
まんのう町のジョーンズ博士こと
まんのう町教育委員会
生涯学習課 文化財室
主査 加納 裕之 さん

加納さん、この季節でも半袖・・・
ま、それは察してください
加納さんによるとボスが指し示しているのは
安造田東燦号墳から出土した
モザイクガラス玉
とのこと
そして、そのモザイク玉を
見せていただけることになりました
運ばれてきたのは
ジュラルミンケース(大き目)
この中に
ドキドキドキドキ
・
・
・
では開けてみます
じわっと・・・
オープンっ
およっ
さすがお宝
厳重に守られています
では今度こそ開けましょ
オープンっ

およよよよ
またか・・・
ますます箱が小さくなっちゃってます
では気を取り直して
開けましょうっ
オープンっ 
保護用のシート、ペロンっ

でったーーーー
こちら
直径1センチほどの玉です
千葉むつみの心の声『・・・ちっちゃ・・・』
柄、見えますか
モザイク模様が入ったガラス玉です
この作り方をされたモザイク玉は
日本のどこにもなく
まんのう町で見つかったものだけ
それどころか、
東アジアでひとつだけ
なのですっ
遠く離れたイラン高原
ササン朝ペルシャ
で作られた玉
3世紀のもの
です
この作り方は
現代のガラス工芸作家さんが
復元しようとしても
かなり難しい高度な技術だそうです
いかに高度な技術が使われているか
製作の工程とレプリカは
まんのう町立図書館に展示中
それにしてもはるばるイランから
一体どうやって
まんのう町に来たの
お宝ファイルNO.20
安造田東三号墳から出土した
ササン朝ペルシャからやってきた宝飾品
モザイク玉