お宝ファイル NO.37 八つ刻醍醐.
善通寺市お宝ハンター 岡 加依子です😎✨
謎ボスからの指令(ヒント)
【わらび餅が食べたい!】
指令というか願望では。。。
善通寺市木徳町にあるわらび餅専門店「八つ刻醍醐」の店主 髙島宏至さん✨
全国でも数少ない本わらび粉を使ったわらび餅が食べられるという超人気店!!
八つ刻(やつどき)は江戸時代の時間制度で現在の14:00〜16:00
おやつどきにお店のことを思い出してほしい!ということと、
平安時代の醍醐天皇が超わらび餅好きだったということからお名前をいただき「八つ刻醍醐」に🍵
通常よく見るわらび餅は芋由来のデンプンなどを使用しており「わらび風の芋餅」のような感じ。
八つ刻醍醐では、山菜の蕨の根っこから作られた「本わらび粉」を使っているのですが、これが高価!!
根っこ10キロに対して5%位しかできないデンプン。
(次の年も収穫できるよう根っこの処理作業などをするためかなりの手間がかかる)
1キロ16000円〜22000円で販売されているそう😳
この本わらび粉を使ったわらび餅が「本来のわらび餅」になるのです🙌
元々サラリーマンで「わらび餅」とは縁もゆかりもなかった髙島さん。
体調を崩して介護が必要になったお父様を元気づけたい!
和菓子好きの父に何か作ってあげようと思っていた時、
ある店舗の棚に「わらび餅の粉」を見つけ、作ってみようかなと思ったのが始まり。
趣味がてら2年くらい作っていると友達からすごく美味しいからお店してみたら?と言われ、2018年に開店。
最初は他の仕事もしつつ、お店が軌道に乗ったことから「わらび餅」一本でやっていくことになりました😊
とにかくメニューが豊富✨
最初は定番のわらび餅、わらび大福、本葛のプリンなど3,4品で始まったのが今では20品近くに!
一年中営業しているため季節に合った商品を作ったりしているとどんどん数が増え、
それぞれにファンが出来るとやめられなくなり、そのままみんなレギュラーメニューに😂
善通寺市の「まんでがん おしゃべり広場」からの依頼で作られた「ダイシモチを使った焙煎わらび餅」など
ご縁が繋がり生まれたメニューも。
夏のオススメ1 【琥珀糖】
宝石みたい!カラフルでかわいい😍
夏のオススメ2 【醍醐の雫】
水晶みたい!見た目にも涼やか😍
そして食べるとプチっと弾けてスーッと溶けていく不思議な食感‼
本わらび餅を作っていただきました💃
ミニ鍋でひとりひとり、注文いただいてから調理。
本わらび粉など厳選した材料を混ぜてひたすら練っていきます。
透明感が出るまで更に練ると。。。とろっとろ。
しゃもじを上げると糸を引くように伸び〜〜〜〜る😆
八つ刻醍醐の本わらび餅は温かい状態でいただきます。
髙島さん曰く「讃岐うどんの釜揚げ風」 できたち大好きだもんね😋
きな粉でお化粧して、切っていきます。
手を離すとふにゃ〜ん、とろ〜んと生きているみたいに動く動く‼
出来ましたー‼‼‼
賞味期限20分?!の本わらび餅✨✨
時間が経つと固くなってしまうのです😢
どっしりしているように見えますが、ふわっふわ、とろっとろ🙋
めちゃくちゃ美味しい😍😍😍
ほんのり温かく、適度に粘りがあって滑らか。
ふんわ〜り舌に乗って、ふわ〜と優しく離れて、つる〜んと喉に入っていく。
そして、わらび餅の香り、風味が消えていない。
きな粉との絶妙なコラボレーション。。。これは神業です🙏
賞味期限20分だからといって急いで食べようとしなくても自然と口に運んでいます。
だって美味しいから😆
岡 「初めてのわらび餅に出会った気がします。」
髙島さん 「でもこれが本来のわらび餅なんですよ。」
岡 「そうだった(笑)」
お客様の感想が書かれた色紙がたくさん‼
口コミやSNSを見て、うどん屋さん巡りの途中立ち寄られる県外のお客様も多いそう。
でも、まだまだ地元・善通寺市の方でもご存知ない方もいらっしゃる。
地元の人に「本来のわらび餅」を味わってほしい。
更に高みを目指し、お客さんが笑顔になるものを作っていきたい😊と語る髙島さん。
お父様がきっかけを作ってくださった「わらび餅」との出会い。
真摯にわらび餅づくりと向き合う髙島さんの手から生まれる「わらび餅」
ぜひ、召し上がってみてください✨
【八つ刻 醍醐】
善通寺市木徳町297-1 (営業日は、のぼりが出ます)
営業日/金土日月プラス祝日
営業時間/10 :00〜16:00
駐車場 2ヶ所あり(営業日は、案内板が出ます)
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