お宝ファイルNO.56 達磨草履工房.
まんのう町お宝ハンター千葉むつみです
11月26日のボスからの指令😎📲
【山の上の ぞうり 見てきて】🧐‼
ではでは
山道を登っていくとしましょう~
・・・行けども行けども
ずーっと山道
民家もほとんど見当たりません
不安になりながら
ひたすら山道を進みます・・・
そしてたどり着いたのが
ここ
なんと
水も自分で引き
火も薪をくべる
田畑を耕し作物を育てる
という
ほぼ自給自足の生活を
妻と子供2人で
送っているそうです
それが
達磨草履工房
寺田 真也 さん
高松市で生まれ、
お父さんの転勤により
東京で過ごしました
若いころはバックパッカーとして
世界中を旅したという
寺田さん
14年前にまんのう町に移住し
6年ほど前から今のお家に
住むようになった
そうです
自分の足に
しっくりくる履物がなく
あれこれ探していた時に出会ったのが
七島い(しちとうい)
という
天然記念物の植物で編まれた草履
でした
すっかり草履に魅せられ
師匠のもとで
自分で編むように
「昔は誰もが身に付けていた
日本の伝統技術である
草履づくりを
今自分が師匠から受け継ぎ
さらに次の担い手を
育てていかなければ
この文化は消滅してしまう」
使命感にかられ
草履を編むようになったそうです
材料の
七島い (しちとうい)
は、大分に生息する
天然記念物のカヤツリグサ
柔道畳や
沖縄の琉球畳
の材料として
昔から使われていました
今では手に入れるのが困難なため
自分で栽培するようになった
そうです
つまり
寺田さんの編む草履は
最初から最後まで
寺田さんが直に手を触れ
気持ちを込めたもの
なのです
すべて
足型からとる
完全オーダーメイド
手慣れた様子で
実演してくださいましたが
一足仕上げるまでに
6時間はかかるとのこと
初めは硬さを感じますが
次第にその人の足に馴染んでいくよう
計算されています
鼻緒にはもこんなかわいいものも
地元アーティストさんの刺繍ですって
足がしっかり仕事をしてくれるようになるので
体幹がしっかりする
姿勢がよくなる
など、
身体全体が強く整ってくる
と感じているそうです
ちなみに
このたびユネスコの無形文化遺産として
申請されている
綾子踊り
ここでも
寺田さんの達磨草履が
使われていました
【達磨草履に関するお問合せ】
また、
2023年3月春分の日から1週間
ことなみ未来館に
達磨草履工房がやってきます
寺田さんの作業の様子を
間近で見ることもできますよ
DNAが持っている
日本人らしいバランスに
立ち返る意味でも
「草履」に触れる機会が増えて行って欲しい
お子様の成長過程で
草履を履かせることの利点が
とても多いことを伝えていきたいです
と寺田さん。
お宝ファイルNO.56
天然記念物で編む世界で一足だけの草履
達磨草履工房の達磨草履
そして、お宝ハンターマニア(?)に嬉しいお知らせ🌟
番組をもう一度聴ける再放送🎙📻
毎週火曜日 お昼12:15~
土曜日の放送も火曜日の再放送も
radikoでも何度でも聴いてねー🎧😉