2月22日(再・25日)の東讃RADIO CLOVERは、東かがわ市から「引田ひなまつり」のみどころをご紹介!.
東かがわに春を呼ぶ、「引田ひなまつり」。2020年にコロナ禍のため中止となって以来、待ちに待ったフル開催です。
かつて引田では、女児が誕生すると初節句に雛飾りを親族や近所に披露する風習がありました。この風習を現代に蘇らせたのが「引田ひなまつり」。引田の古い町並み約60軒に、各家庭で受け継がれてきたひな人形や、創作雛人形などが飾られます。
町並みにある「煙突広場」。角柱型の煙突が目印の展示会場です。
中には、豪華な七段飾りがいっぱい!
天井からは、着物の布で縫われた、吊るし飾り。
正面には、大きなお内裏様とお雛様。東かがわ市ゆかりの人形作家の方が、あどけない子どもの表情を大型のひな人形で表現されています。
地元の小学生が製作した可愛い手作りひな人形も。
これまでは地域の大人が主に準備をしていたそうですが、3年間のブランクで高齢のため参加を取りやめる方も出てきたこともあり、今回は煙突広場全体の飾り付けも小中学生がしたそうです。
古い町並みの中にある観光施設「讃州井筒屋敷」母屋では、先行展示「雛人形展~江戸・明治・大正・昭和のお雛様」が開催中。
昭和の初め頃に作られた「御殿飾り」や、江戸時代のお内裏様・お雛様。
奥の間には、6畳間を埋め尽くす豪華な七段飾り。左右には、市松人形が計4体。「引田飾り」と言われる、独特の飾り方です。
開催期間中は、イベントも盛りだくさん!
★こども雛歌道中・市松行列 (3月4日(土)11時~ 旧引田愛育園→讃州井筒屋敷)
和服姿の園児が、町並みを練り歩きます。
★だんじりこども歌舞伎 (3月5日(日) 13:30~14:30 引田庁舎 玄関前)
東かがわ市内の小学生7人がだんじりの上で、絵本太功記十段目「尼崎の段」を演じます。
★人形作家「後藤朝子展」を(3月1日~5日 かめびし屋 入場無料)
貝殻を原料とした白い顔料を塗り重ねて彫刻する伝統技法で作られた人形が展示されます。
★レモンティーのふるまい。4・5日は ハマチのあら汁ふるまい(数量限定)
★石に描いた手作りのミニおひなさまプレゼント(初節句のお子さん)
★手袋プレゼント(和服で来場の女性)。
★スタンプラリー ひけた鰤、和三盆、手袋など、東かがわの特産品がもらえるかも?
世代を超えて、受け継がれていく「引田ひなまつり」。春を感じながら、華やいだ引田の町並みを散策してみてはいかがでしょうか?
「第21回 引田ひなまつり」
開催日時:3月1日(水)~5日(日)10:00~16:00
場所:JR引田駅~東かがわ市引田の古い町並み一帯
※JR引田駅 開催期間中は特急列車が臨時停車
※大川バス 復路運賃半額(往路の車内で特別乗車券を受け取り、実行委員会本部で確認印要)
※高松自動車道引田ICから約5分 臨時駐車場あり
お問合せ:引田ひなまつり実行委員会事務局 0879-33-3450