3月15日(再・18日)の東讃RADIO CLOVRERは東かがわ市から地域おこし協力隊 野田克哲さんをご紹介!.
東かがわ市地域おこし協力隊の、野田 克哲(のだ かつあき)さん。「食と農業と人をつなぐ」活動を2年間続けてきました。
待ち合わせ場所は、引田ICから近い小海(おうみ)地区の、畑。
ここで野田さんは、東かがわ市内の飲食店の方々と畑をシェアし、野菜を育てています。
名付けて、「一畝野出(いっせーのうで)」。一畝ずつでも作りませんか?という呼びかけからこの名前をつけたとのこと。
「大根、収穫してみませんか?」と言って頂き、いきなり収穫体験!
うんとこしょ、どっこいしょ!
立派な大根が出てきました!
耕作放棄地の活用というだけではなく、
「子どもたちにも収穫体験をしてもらいたい」
「大根の花をたくさん咲かせて、美しい里山風景を多くの人に見に来てもらいたい」
など、ここで実現したい夢はまだまだあるそうです。
実は、野田さん、出身は大阪。前職は東京で接着剤メーカーの研究員。農業とは無縁の生活でした。
2年前に生まれたお子さんが、病気で長期入院し、食べるのが難しい状況になったことから「食」の大切さを痛感。自分で野菜を育て、管理栄養士の奥様の料理の技術を組み合わせて何か事業ができないかと、移住・就農を考えはじめます。
そんな中見つけたのが、東かがわ市地域おこし協力隊の募集。農業をしながら、地域の課題解決、地元の食も盛り上げていきたいというミッションを掲げ着任しました。
コロナの影響で最初は地域の方と会うことも難しく、苦労も多かったとのこと。
去年ようやく、小海コミュニティーセンターで、竹灯篭のイベントを開催できました。
大人も子どもも集まって、すぐそばの竹林から竹を切り出し、穴をあけ、たくさんの竹灯籠を手作り。
「小海で、こんな楽しいことができるんだ!」と皆さん喜んでくださったそうです。
野田さんは、様々な世代の人が集まれる場所を作ろうと、今、新たなプロジェクトに取り組んでいます。
三本松商店街にある、元レコード店「名曲堂」の空き店舗。
さらにその前は食堂だったようで、業務用のキッチンもあります。ここを、「食と農業と人をつなぐ」新たな拠点として改装し、「ふたたび」という名称で3月9日プレオープンしました。
3月20日(月)19時からは、DJイベントを開催!野田さんの奥様手作りカレーや、ごんべ屋のナポリタンが出店予定です!
「特に、若者に集まってきてほしいです。人が繋がって交流し、ゆくゆくはこのまちで起業したいという人がでてきたら嬉しいですね」と語る野田さん。これからの活動に期待です!
「東かがわ市地域おこし協力隊」
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