お宝ファイルNO.75 金刀比羅宮書院のすべて.
琴平町お宝ハンター✨下舞春希です🏃♀️
今回ボスから届いた指令
「とくべつ」
とくべつ・・・!?
ということで、
今金刀比羅宮の書院で開催されている「特別展」
「お待たせ!こんぴらさんの若冲展」について、
金刀比羅宮 総務課 今禰宜の岸本庄平さんに伺ってきました
書院の入り口から、
当時、客殿として利用されていた「表書院」と
別当(今でいう宮司)が住んでいた「奥書院」まで
岸本さんにご案内いただきました
今回の特別展は、普段は非公開!!!の奥書院「上段の間」ふすまに描かれている
伊藤若冲の作品「百花図」の一部の修復などが完了したことを記念して
「特別に」公開されることになったものです
まずは表書院から。
階段を上ってまず見えてくるのは・・・
左手に蹴鞠をおこなう「鞠庭」(まりば)、
右手には位によって案内される場所が決まっていたというお部屋が並んでいます。
お部屋は「鶴之間」「虎之間」「七賢之間」。
そこを通り過ぎ、右に曲がると・・・
左手には栗林公園と同じ頃に作られたといわれている「お庭」
右手には「山水之間」と「富士一之間」「富士二之間」と続きます
表書院の建物は、内部の五間に描かれた円山応挙による障壁画(ふすまに描かれた絵)とともに、
重要文化財に指定されています
そしていよいよ・・・普段は非公開の「奥書院」へ。
空間自体になんだかこれまでの歴史の重みを感じ・・・
心地よい緊張感とともに足を進めると、
今回修復から戻ってきた「百花図」の一部が。
こちらは近くでも見やすいように展示してくださっているそうです
本当に1つ1つの花が生きているかのような繊細さと迫力。
皆さんも是非この機会に生で見て、多くのことを感じてくださいね
そして奥に進むと・・・
「百花図」が描かれた「上段の間」、
「春の間」「菖蒲の間」「柳の間」などには、
岸岱による「若松の図」「花菖蒲に水禽の図」「群蝶の図」「柳に白鷺の図」などがあり、
部屋ごとに様々な楽しみや感動がありました・・・!
作品自体への感動はもちろん、
特別な空間で歴史を感じ、重みを肌でも感じ・・・
本当に素敵な時間でした。。。
そして奥書院から「白書院」へ移動する通路では
振り返ってくださいね!お天気がよければ飯野山を見ることができますよ
また、飯野山の方向にあるお庭の松は、
よく見ると船の形に見える・・・かも・・・?
自然も楽しんでくださいね
また、白書院ではここでしか買えない!こちらも「特別な」グッズも
販売されています
是非チェックしてみて下さい!!!
特別展「こんぴらさんの若冲展」は、6月11日まで開催
詳しくは、こちら をご確認ください!
お宝ファイルNO.75
「金刀比羅宮書院のすべて」