お宝ファイル NO.85 ポン菓子もお団子もある街のお米屋さん モリエ米店.
善通寺市お宝ハンター 岡 加依子です😎✨
謎ボスからの指令(ヒント)
「米屋??」
現在、善通寺市内を中心に開催されている「讃岐もち麦ダイシモチスタンプラリー」の対象店舗になっているお米屋さんを発見
モリエ米店 店主の森江一彰さん、奥様の史子さん
善通寺市の中心部、中通り沿いにあるお米屋さん。
創業は昭和26年4月1日。当時は食糧管理制度における配給が行われていました。
一彰さんが先代のお父様から後を継いだのは1982年。
この頃はまだまだお米屋さんはお米を売るお店としてやっていましたが、販売の自由化が進むとどんどん姿を消していくように。
現在、善通寺市内では「モリエ米店」1軒のみとなりました。(昔、組合があった頃は20数軒あったそうです)
この先、お米を販売するだけでは難しい。。。と、まず始めたのが「ポン菓子」、次に「お団子」。
さらには、善通寺市の農事試験場(現農研機構)で生まれた「ダイシモチ」を取り扱うように。
善通寺市生まれ善通寺市育ちのご主人にとって、お大師さんの名前にちなんだ商品である「ダイシモチ」にはとても思い入れがあるそう
このように興味ある新しい商品をどんどんどんどん並べるにつれ、お米の売り場がどんどんどんどん少なくなり。。。
ポン菓子やお団子を目当てにいらっしゃったお客さんは、一年くらい通って最近になってようやく、
「あれ?ここ、お米も置いてるんだ!」と気付いたそうです(笑)
(左から)
お米のポン菓子、玄米美人とダイシモチのポンせんべい、むぎゅーポン
36〜7年前に購入した「ポン菓子機」を自身で修理しながら作っています。
「むぎゅーポン」
食物繊維やカルシウム、マグネシウム豊富なダイシモチ。
ポン菓子になっても、あの独特な「モチモチした食感」が噛めば噛むほど味わえます。
きび糖などで味付けされていて、ほんのり甘い。シリアルに入れて召し上がっている方も多いそうです。
「玄米美人ダイシモチせんべい」
石川県のカルゲン農法特別栽培玄米のパラフィン層だけを取り除いたポンせんべい。
その上にダイシモチや伊吹いりこ、するめ、昆布などを乗せたものもあります。特にするめはビールのお供にピッタリ!!
ダントツ人気は、やっぱり「ダイシモチ」
サクフワ食感、塩味と甘味が絶妙のバランス。
スープに入れて雑炊にしたり、味噌やマヨネーズを塗って食べると、、、ビールに合うんです!(笑)
「玄米だんご」
カルゲン農法の玄米を仕入れている同じお米屋さんグループから冷凍で送ってもらうお団子。
お店で蒸して、奥様手作りのたれなどで味付け。
味は「醤油」「みたらし」「きなこ」「黒胡麻」「粒あん」
玄米の美味しさがギュッと詰まっており、お米と同じように噛めば噛むほど、どんどん美味しくなります
「きなこ」「みたらし」「醤油」100円(税込)
「黒胡麻」120円(税込)
「粒あん」140円(税込)
物価高騰のこの時代に、この良心価格!!!!!
近所の子供達は100円握りしめてやってくるそうですダントツ人気は「きなこ」
玄米だんごポイントカードあり!!
シール15枚揃うと、好きなお団子1本プレゼント
子供達は必死に集めているそうです(笑)大人も集めたくなるぞ!!!
健康食品や調味料もたくさん扱われています。
取材中、遠方からわざわざこの冷やし中華を買いに来られたお客様が居て、私も購入して帰った「冷やし中華」
麺もタレもめちゃくちゃ美味しかったです
もちろんお米も販売しています(笑)
現在開催中の「讃岐もち麦ダイシモチスタンプラリー」
お客さんだけでなくお遍路さんもスタンプカードを手にやってきているそうです!
スタンプラリーについて詳しくは 空海NAVI をチェック。
大学は、新聞学科卒のご主人による「モリエ新聞」
商品情報やご主人の日記が掲載されています。(毎月発刊)
お店の入口にある「玄米だんご顔ハメ看板(二代目)」
発泡スチロール製だった初代は、時の流れと共に風化(顔出し部分はなかった)
頑丈にしようと二代目はコンパネ製に。
「せっかくだし顔出し部分を作るか」と、こうなりました(笑)
よく近くの高校生や大学生が写真を撮っているそうです
「お団子屋さんじゃないお店のだんごの顔ハメ看板」として、いつかSNSでバズるんじゃないか?!
ぜひ、皆さんも顔ハメに、否、お買い物に訪れてみてください
モリエ米店
住所:善通寺市上吉田町3-2-20
営業時間:9:00〜18:00
定休日:日曜・祝日
電話番号:0877-62-0468
詳しくは、 モリエ米店のホームページ をご覧ください。