8月13日/岩黒島 親子三代 美味しいトラフグを食卓へ届けたい.
岩黒島生まれ、岩黒島育ち。御年78歳を迎える岩中高夫さん。
瀬戸大橋が開通した1988年に岩中水産有限会社を設立し、養殖業をスタート。
現在は、トラフグの養殖を手掛け、フグのメッカ山口県の下関や関西を中心に出荷されています。
3人のお孫さん 友太さん(写真右)、ゆかさん、李久さんも岩中水産の一員として活躍しています。
天然のフグは毒のあるエサを食べることで毒を持つようになりますが、
養殖のフグにはアジやサバなど毒のないエサを与えるため毒は持っていません。
さらに、武器となる鋭い歯も全部きれいに切っています。
約10万匹いるフグの歯を全部、爪切りのような道具を使って切っていく!大変な作業です。
瀬戸内の夏の高級魚「マナガツオ」
友太さんは夏の間、マナガツオ漁にも出ています。
現在は休校となっている岩黒小中学校にある「クマゼミの壁画」(その昔、岩黒島はクマゼミの島と呼ばれていた)
実は、友太さんが中学生だった頃、「ニジュウマルな放課後X」という県内の中学高校を巡る番組の取材でお会いしていました。今回、15年ぶりの再会。シャイな笑顔は変わらずでしたが、たくましい立派な漁師さんになっていました!
岩黒島へは一般の人の車は入れません。
琴参バスの瀬戸大橋線で坂出駅前停留所から岩黒島停留所まで約40分。
瀬戸大橋の下をくぐるトンネルを通ってエレベーターで地上に降り立ちます。
このエレベーターはガラス張りになっていて、ループ状の道路と眼下の民家が見渡せます!
船で渡る離島とは異なる、岩黒島ならではの体験、ぜひお楽しみください。
時刻表など詳しくは 琴参バスのホームページ をご覧ください。
この番組は一週間の間、 radiko でもお聞きいただけます。
また、AuDee では、過去の放送をアーカイブしています。
あなたの島旅のお供に。。。