8月27日/本島 歴史と文化の案内人 .
15年程前に本島にUターンしてきた信原清さん。
生まれ育った大好きな本島で野菜を作ったり、釣りをしたり悠々自適な生活を送ろうと思っていたところ、
島のガイドをされていた先輩方の話を聞くうちに、自分が住んでいる時には知らなかった本島の歴史に触れ、
「これは面白い!」と、どんどんのめりこみ、ご自身も本島ガイドをすることになりました。
江戸時代、塩飽領を統治する役所として建築された「塩飽勤番所」。
勤番所と呼ばれる建物は全国でもここだけで、国の史跡に指定されています。
中には織田信長、豊臣秀吉、徳川家康らが当時、領地を認めた朱印状など塩飽水軍に関わる資料が多数展示されています。
信原さんは、その塩飽勤番所を運営する「史跡塩飽勤番所顕彰保存会」の会長も務めていらっしゃいます。
ガイドをする際は歴史に沿って案内することが多いのですが、お客さんの要望にも対応。
塩飽大工が手がけた寺社仏閣目当てでいらっしゃる方も多いのだとか。
島の西側、生ノ浜地区にある「ゆるぎ岩観音」
如意輪観音様が頬に手をついている姿から、歯が痛い時に来て線香をあげて、その灰を頬に擦り付けると不思議と治った!という伝説が残っているそう。
また、近年では、観音様が彫られている石の上にある石が指一本でグラグラと揺れる。
けれど、「絶対に落ちない」ことから、入試や就職試験の際に拝めば落ちない!と言われるようになりました。
島の西側からの眺め(右が広島、左が高見島)
笠島地区まで来て港へ戻る人が多いのですが、西側に来るとこれまた絶景が!
自然も歴史も文化も楽しめる本島。涼しくなれば電動自転車で一周するのもおススメです。
信原さんにガイドをお願いする際は、本島市民センター にお問い合わせください。
本島の情報は まるがめ せとうち 島旅ノート をご覧ください。
☆本島へのアクセス情報☆
丸亀港から本島汽船のフェリーもしくは旅客船にて、約20分から35分。
時刻表など詳しくは 本島汽船のホームページ をご覧ください。
この番組は一週間の間、 radiko でもお聞きいただけます。
また、AuDee では、過去の放送をアーカイブしています。
あなたの島旅のお供に。。。