お宝ファイルNO.101 黒板街.
善通寺市お宝ハンター 岡 加依子です😎✨
謎ボスからの指令(ヒント)
【この扉を開けるとそこは。。。】
「この扉」が「どの扉」なのか探すところからとなると超大変!!と思っていたら、強い味方が登場!
善通寺市地域おこし協力隊 福岡歩美さん
県内唯一の黒板メーカーがある善通寺市では、2019年から黒板を使ったアートで、まちづくりを行おうと「まちなか黒板アート事業」がスタート。
2020年には善通寺第一高校デザイン科が制作した黒板アート動画がアメリカの国際広告コンテスト「ニューヨークフェスティバル」で入賞し、黒板アートが注目されるように!
今年で5年目を迎えることから新たな事業「黒板街」を開催することになりました
ある日、福岡さんが善通寺市街の細い路地をお散歩している時に見つけたこちらの建物。
旧スナック「紅馬車」
「この扉の向こうにはどんな空間が広がっているのだろう?なんだか面白そう」と閃いたことから利用することになったそうです。
扉を開けると真正面に黒板アートが!!!
千葉県在住の黒板アート作家/画家の「すずきらな」さんが手掛けている縦横約2.5mの大型作品。
善通寺市民にはお馴染みの「ゆうゆうロード」
陸上自衛隊善通寺駐屯地から総本山善通寺を臨む銀杏並木です。
すずきさんが作品を手がける前に善通寺市を訪れた際、強く印象に残った風景を選んだそう
まさに今、銀杏が色づいている頃なので、この黒板アートを観た後に実際にゆうゆうロードに足を運ぶとより楽しめそう
自衛隊員さんと自転車を押す住民の方。日常の素敵な風景を再現されています。
7色のチョークのみで描かれたとは思えないくらい鮮やかな色彩!!
すずきさんがこだわったという「銀杏の葉の形」に注目ですぞ
福岡さん「こちらの鏡も見てみてください。」
おかぴ「わー!!!こっちにも銀杏が描かれている!昔、ボトルを並べていた辺りかな〜」
開催期間中、こちらの鏡にはプロジェクションマッピングが投影され、
光と黒板が織りなす幻想的な世界が広がります
福岡ママが営むお店。。。ではなく、こちらも旧スナック「ぽぷら並木」
「紅馬車」から歩いて1分くらい、赤門筋商店街の近くにあります。
30年程前までは、この周辺にはたくさんのスナックや飲み屋さんなどがあり賑わっていたそう。
今はマンションやアパートが並び、その名残を感じる建物も少なくなっています。
昭和の香りを感じるレトロな街並みは善通寺市ならではのもの。
昔のものを取り壊すのではなく、新たな価値を吹き込み残していくこと、とっても大事だと思います
中に入ると。。。「すごーい!!!!!」
思わず「石原裕次郎が居そう!」と叫んでしまった昭和全開ラグジュアリーな空間
今晩も営業するんじゃないの?と思うくらい、当時の雰囲気が残っています。
こちらの黒板には、香川県在住の画家 山口一郎さんの黒板アートが描かれます。(11月中旬頃から公開予定)
ベロアの椅子に座って観賞できますよ。
おかぴ「お酒は出ないんですか?」
福岡さん「残念ながら。。。」
おかぴ「今後、企画しましょう(笑)」
こちらは元・黒板製造工場である「いわま黒板製作所上吉田工場」。
床の緑色は、黒板塗料が流れて染まっているため、チョークでペイントすることができるそう!
初日の11/3(金・祝)に、すずきらなさんと善通寺第一高等学校デザイン科生徒による公開制作が行われ、そのまま展示されます。どんな作品になるのか楽しみ
ZENキューブに展示される「黒板卓球」
別の地域おこし協力隊の方が、旧善通寺西高等学校の教室に設置されていた黒板を活用し卓球台に加工した黒板卓球台に、すずきらなさんとデジタルアーティスト ナカガワヒロカズさんがチョークアートをライブでペイント(11/3開催)
作品完成後には卓球台を使用して実際に卓球をすることができます!!!(ラケットは黒板消し)
おかぴ「チョークで描いているから絵が消えちゃうかも?」
福岡さん「消えてしまう儚い美しさも楽しんでもらえれば」
期間の前半と後半で絵に変化が生まれそうですね!
【黒板街】
会期:2023 年11月3日(金・祝)〜 12月3日(日) 期間中の金・土・日・祝のみ
開館時間:9:00〜16:00
※ZENキューブのみ 月〜土曜 8:30 〜21:00/日祝 9:00〜18:00
会場:善通寺市街地
いわま黒板製作所(旧)上吉田工場/(旧)紅馬車/(旧)ぽぷら並木/ZENキューブ
駐車場:善通寺市役所駐車場 もしくは 近隣有料駐車場
お手洗い:善通寺市観光交流センターや市役所、公衆トイレをご利用ください。
詳細は、善通寺市観光協会サイト空海NAVI または 空海NAVI インスタグラム をチェック
ぜひ、MAPを片手に善通寺市内をぶらぶら街歩きしてみてくださいね