12月20日(再・23日)の放送は三木町から、現在作品募集中「三木町フォトコンテスト」のご紹介.
三木町フォトコンテスト特別審査委員で写真家の石川直樹さんへのインタビューをお届けします!
現在募集が行われている「三木町フォトコンテスト」、その特別審査委員である、写真家の石川直樹さんと一緒に、記録の大切さについて考えるフォトワークショップ「鎌倉芳太郎と記録」が先日開催されました。
芳太郎が沖縄研究で残した写真は国の重要文化財に指定されており、その写真を「強度のある写真」と話す石川さんへ、“記録”について伺います。
写真家の石川直樹さんは世界中を旅しながら、作品を発表し続けています。
高校生のころからインドやネパールを旅し、23歳の若さで世界最高峰であるエベレストへ登頂。現在、標高8000メートルを超える14、全ての山を、カメラで撮影しながら登る活動をされています。
世界14座を写真で記録しながら登る。ここでは語れないほどのご苦労と感動があると思います。その22年間の活動の記録に触れることができる展示会を東京千代区の日比谷図書文化館にて2月18日まで開催しています。
日比谷図書文化館 特別展 「石川直樹:ASCENT OF 14 ー14座へ」 |展示情報 | イベント・展示・日比谷カレッジ | 千代田区立図書館 (library.chiyoda.tokyo.jp)
そんな石川さんが今回のフォトワークショップで伝えたかったことは、記録に徹した写真が持つ強度について。いいね!がたくさんつく写真はどうでもいいねでもある。一方いいねはたくさんつかないかもしれないけれど、自我のない写真、情緒の入り込まない写真は、強度の高い写真であり、写真の本質に近いものである。
明治31年に三木町に生まれ、沖縄の風景をガラス乾板による写真で残した鎌倉芳太郎。
その写真のすべてが「記録」に徹したものであり、国の重要文化財に指定され、首里城の再建などにも役立てられています。
今年のフォトコンテストのテーマは「記録に残しておきたい三木町」
芳太郎さんが残した写真のように、身近にあるものを記録することで、次の時代に貴重な宝として受け継ぐことができます。現在の三木町を記録して、50年後それがどんな意味を持つのか。ぜひ記録に残したいあなたの三木町を撮影してお送りください。
締め切りは来年1月10日水曜日です。
詳しくはこちらのHPをご覧ください。
【8/1より募集スタート!】三木町フォトコンテスト2023 – 一般社団法人 三木町観光協会 (mikicho-kanko.com)