12月27日(再/30日)の東讃RADIO CLOVERは さぬき市の初詣スポット、四国霊場八十八番札所「大窪寺」.
参拝だけじゃない、大窪寺の魅力を槙野恵純ご住職からたっぷりご紹介いただきました。
西暦717年に行基菩薩がさぬき市多和で山を開いたことがはじまり。815年に弘法大師が来られて四国霊場の八十八番札所になったと伝えられています。境内のイチョウや二天門のモミジは香川県有数の紅葉スポットとしても知られています。
■大窪寺の見どころ・その1:御本尊様
大窪寺の正式名は「医王山 遍照光院 大窪寺」。医者の王様と書いて「医王山」というのは御本尊の薬師如来様を表します。本堂には模写の薬師如来様がいらっしゃいますが、左手に薬壺を持つところ、大窪寺の御本尊様は法螺貝を持っています。これをもって参拝に来られた方の災難・厄を吹き払ってしまうのだと言われているそう。
■大窪寺の見どころ・その2:本堂天井のイザリ車
本堂の天井にはちょっと変わった箱型の車が。昔、歩くことのできないお遍路さんがこれに乗り、地面を手で漕いで進んだという「イザリ車」というもの。着替えや寝袋のようなもの、自炊する道具も積んでいたのではと言われています。昔のお参りの大変さがわかる貴重なもの。
■大窪寺の見どころ・その3:大師堂地下内陣お砂踏み道場
槙野ご住職のおすすめ、大師堂の地下にある「お砂踏み道場」は納経所で申し込みすれば誰でも入ることができる場所(8:00〜16:00/1月1日〜3日は休み)。四国遍路の一番札所から八十八番までの御本尊様が並び、その下の床には霊場の砂が埋められています。普段なかなか見ることができない各札所のご本尊様の姿も見ることができて、非常に興味深い場所でした!
ご出演くださった「大窪寺」の槙野恵純ご住職。
「今年・来年は弘法大師のお誕生1250年なので、各札所で大師納経を集めてみるのもおすすめ」とのこと。
来年2024年は四国遍路にとって4年に一度の逆打ちの年。八十八番の大窪寺から逆に巡礼することで順打ちのお遍路に比べてご利益が倍になると言われています。納経帳などを用意して逆打ちおへんろにチャレンジしてみませんか?
大窪寺
香川県さぬき市多和兼割96
駐車場/あり
お問い合わせ先/0879-56-2278
■さぬき市インフォメーション
さぬき市では、企業版ふるさと納税事業として、地方創生に向けたプロジェクトを応援して頂ける企業の皆様を募集しています。国から認定を受けた地方公共団体の地域再生計画に基づく取り組みに対して寄附を行うことにより、法人関係税など最大で9割の控除が受けられる制度です。活用においては一定の要件がありますので、まずはお問合せください。
お問合せ先/087-894-1112(さぬき市政策課)
さぬき市ホームページ・企業版ふるさと納税
https://www.city.sanuki.kagawa.jp/kigyouban_hurusatonouzei