お宝ファイル NO.109 みんないっぷくしてきまい♪赤門いっぷく亭.
善通寺市お宝ハンター 岡 加依子です😎✨
謎ボスからの指令(ヒント)
「赤い門の近くで、いっぷくしてきまい」
総本山善通寺の東門は、その朱色の塗装から「赤門」と呼ばれています。
この赤門から東へのびる通り「赤門筋商店街」にあるのが「赤門七仏薬師接待所 赤門いっぷく亭」
平成18年、市内の吉原町にあった七仏薬師より勧請され、現在の場所に建立された「赤門七仏薬師」
そのお接待所として「赤門いっぷく亭」は、誕生しました。
スタッフの長野昌恵さん(顔出しNG)
「森昌子の昌に山口百恵の恵で昌恵です!」と、いつも自己紹介しているという朗らか陽気な昌恵さんは、オープン当初からスタッフとして従事されています
善通寺市の特産「ダイシモチ麦」を使った商品などのお土産物、地元農家さんのお野菜などが並びます。
ご近所さんは、昌恵さんらスタッフさんとのお話を楽しみに訪れることも。
おかぴ 「あのショーケースに入っているのは、お饅頭かな?」
おかぴ 「お饅頭じゃない!なに??これは?!」
昌恵さん 「乳絵馬です。」
おかぴ 「乳絵馬???」
お参りすると安産、お乳の出が良くなるといわれる七仏薬師さんにお願いごとをするための「乳絵馬(1000円)」
オープン当初からのスタッフさん手作りで、とってもかわいい
色の種類もあり、形やリボンも少しずつ異なるため、どれにしようか悩む人も多いのだとか。
しかし、今、この「乳絵馬」が大ピンチ!
ずーっとこの乳絵馬を作っていたスタッフさんが辞められたため、新たに作ることが出来なくなってしまったのです
今ある「乳絵馬」は約30個。
このために来られる方も多いので、お寺さんと相談し、継続していけるようにしたいと仰っていました
赤門いっぷく亭から歩いて十数秒、斜め向かいにある「赤門七仏薬師」。
地元の人からは「お薬師さん」と呼ばれ親しまれています。
病気を治してくれる仏様なので、自分の治したい体の部分を触ってから、お薬師さんの同じ部分を触ってお願いをします。
お腹が弱い私は、お腹をさすさすしてきました
お薬師さんの後ろには、乳絵馬がズラリ!!
無事に生まれました♪と、お礼に来て下さる方も多いのだとか。
お薬師さんの法要が行われる毎月八日には、八日市が開催されています。
お接待あり、音楽・ダンスあり、とっても賑やかに
いっぷく亭は、お店の前で、手作りおはぎや赤飯、野菜・果物などを販売。
この日限定で魚屋さんによる、焼き魚・フライ・お寿司の販売も行われます。
今月の八日市は、1/8(月・祝)
10時頃にスタートし、お昼過ぎには終了予定とのこと。
ぜひ、お近くにお越しの際は、お立ち寄りください
昌恵さん 「八日市の時には、もう少し桜も咲いているんじゃないかな」
おかぴ 「桜???」
お薬師さんと赤門いっぷく亭の間にある木に近づいてみると。。。
ホントだ!!桜が咲いている!!
昌恵さん 「10月桜っていう秋から春にかけて咲くんよ。少しずつ次から次へとつぼみが咲くから長く楽しめるよ」
春に咲く桜より小ぶりでかわいい
お花を見るとほっこり穏やかな気持ちになりますね
赤門七仏薬師接待所 赤門いっぷく亭
営業時間:10:00~16:00(早めに締めることもあり)
定休日:火曜・水曜
電話番号:0877-64-1080
待ってるよ
この方々は、数年前に「善通寺五岳の里市民集いの丘公園」にて、徳島県三好市の「かかしの里」から先生をお招きし、開催された「かかしづくりワークショップ」で作られたかかしさん達でした。
以前は季節ごとにお着換えしていたのですが、今は少ないスタッフのため手が回らず。。。
現在は昌恵さんはじめ3名で運営している「赤門いっぷく亭」
地域のみなさんの憩いの場として、また、観光客・お遍路さんをおもてなしする場として、長く続いてほしい。
ぜひ、善通寺さんへお越しの際は、赤門いっぷく亭でいっぷくしていってくださいね
お宝ファイル NO.109
赤門七仏薬師接待所 赤門いっぷく亭