3月10日/土庄町・豊島 豊島で25年間いちごを栽培し続けるいちご農家「多田農園」.
豊島で25年間いちごを栽培し続けるいちご農家「多田農園」の多田初さんにお話をおききしました。実は関東で生まれ育ったという多田さん。小学校の時に喘息の療養のために訪れた豊島での日々を思い出し、子育てをきっかけに移住。シェフの経験を活かし、家浦港ちかくの「いちご家」さんでいちごスイーツ専門のカフェ「いちご家」もされています。
1600m2の大きなハウスで育てられている品種はすべて「女峰」。酸味が強め・実がしっかりとした品種ですが、多田さんの作る「女峰」はとっても甘くてジューシー! いちご狩りで食べるような美味しいいちごを目指して日々研究し、洗わずにそのまま食べられるよう農薬を使わずに栽培されています。
農業の島とも言われる豊島でのいちご栽培の歴史はまだ浅く、始まったのは25年前。きっかけは産業廃棄物問題による風評被害からの復興でした。香川ならではのらくちん栽培方式と女峰の苗を手に、多田さんをはじめとする4軒の農家さんが立ち上がり、現在では5軒のいちご農家さんが栽培を続けています。港では豊島に帰省した人や瀬戸芸に来た人の手に豊島いちごの箱が見られることも。立ち上げ当初に目指した「豊島の産品になれたら」という願いが形になりつつあります。
多田さん直営の「いちご家」でもいちごを買うことができますので、ぜひ豊島に行った際には立ち寄ってみてくださいね。自家製のイチゴソースやジャムを使ったソフトクリームもおいしいですよ〜!
■いちご家(多田農園)
場所/香川県小豆郡土庄町豊島家浦2133-2
営業時間/平日12:00-17:00・土日祝11:00-17:00
定休日/火曜日 ※臨時休業あり
アクセス/豊島家浦港から徒歩5分
公式Instagram https://www.instagram.com/teshima_ichigoya/
■豊島の情報はこちら!
豊島フェリー
土庄町ホームページ(豊島のページ)
https://www.town.tonosho.kagawa.jp/kanko/about_teshima/1077.html
小豆島観光協会