お宝ファイルNO.121 隠れ家に絶品和菓子あり！菓子処 小判屋高島.

善通寺市お宝ハンター　岡　加依子です😎✨

 

謎ボスからの指令（ヒント）

「先週の作戦会議で3人が美味しそうに食べていたダイシ小判について、もっと詳しく知りたーい！」

年に何度か気まぐれに開催されるお宝ハンター3人の作戦会議。

お花見シーズンだし、春の行楽のお供におススメの品を持ち寄ろう！ということになり、私が紹介したのが「菓子処 小判屋高島」さんのダイシ小判でした

ダイシ小判はもちろん、他にも色んな和菓子があるので、ねほりはほり取材してきました！

 

小判屋高島 店主の高島一貴さんと奥様にお話伺いました

2011年に小判屋高島をオープンする前、ご主人は丸亀の有名和菓子店で20年ほど勤められていましたが、職人として自分の腕を試したい！と独立されました。

 

中西讃地域の方には、結婚式の引き出物としてお馴染みの「おいり」。

その上に2枚だけ載っているおせんべい型のものが「小判」です

そんな特別感のある「小判」ですから、私は子供の頃、家族がおいりをもらって帰ってくると、いつも弟と「小判」の奪い合いあいをしていたので、大人になって小判の袋入りを発見した時、衝撃が走りました笑

 

ご主人のおじい様の代から（なんと明治時代！！）家業として「小判づくり」をされていて、お父様、そして、一貴さんと受け継ぎ今に至ります。

一枚一枚、手動の機械を使って焼いていく「小判」。

ご主人がメインで作りながら、92歳になるお父様もバリバリ現役で焼いているそうです

 

お馴染みカラフルな色の小判ともう一つ。

白い小判には、善通寺市の特産品「讃岐もち麦ダイシモチ」の粉が使用されています。

最初はうまくいかず、形がいびつになったり、ぽろぽろ崩れたり。。。試行錯誤を重ねて完成したそうです！

賞味期限が3か月と長いことから、最近は、お仏壇のお供え物としても人気なのだそう。

花嫁さんにも仏さんにも愛される「ダイシ小判」って、実はすごいのでは？！

 

「ダイシ小判」は、小判屋高島、まんでがんおしゃべり広場、総本山善通寺売店の3カ所で販売されています。

 

小判屋高島のもう一つの看板商品「どら焼き」

餡子は、つぶ餡、こし餡、ゆず餡、栗餡、白餡、全部手作り！！

持つとふわっとしているのに、食べるとしっとり食感の生地がめちゃくちゃ美味しい

また、生地と餡子のバランスが絶妙です

保存料などを使わず作られているため、賞味期限は4日（夏場は3日）と短いので、すぐに食べてください！

 

こちらは要冷蔵の「生ドラ」

お味は、つぶあん、いちご、コーヒーの3種。

あまり和菓子を好まない若者向けに。。。と 作られたそうですが、近所の子供たちにも大好評

小学生が300円持って一人でやってきて「いちごくださーい！」と買っていくそうです

近所にこんな美味しい和菓子屋さんがあるなんて羨ましい！！！！！

 

甘さ控えめの生クリームとフレッシュで甘酸っぱいイチゴの最強最高コラボ

こちらの賞味期限は1日！！！

過去には、買ってすぐ車の中で食べて美味しかったからと、またすぐに買いにきたお客さんもいたそう（笑）

それくらい美味しいということです

この生ドラの中に「隠れ♡」があるのですが、分かるかな？？？

私は見つけた瞬間、大興奮！だったのですが、ご主人には「確かにハートに見えなくもない。人それぞれの感性は面白いですね」と冷静なお言葉を頂戴しました（笑）

 

職人の技が光る、和菓子の最高峰「上生菓子」

四季のうつろいを表現する繊細な細工の数々は、見ても楽しい！

かなりたくさんの種類があるので、写真に撮ったものをお客様に見ていただき選び、ご予約をいただくシステムです。

今の時期の人気はやっぱり「桜」

お花見しながら食べたい！！！

 

一年中販売している「わらびもち」

きなこがこれでもかっ！と、たっぷりまぶされています

この「きなこ」が深煎りで味が濃く、香りが口の中にふわーっと広がります。

岡　「わらびもち、コーヒー、わらびもち、コーヒー、わらびもち、コーヒー、わらびもち、コーヒー、わら、、、エンドレスです

 

優しい甘さの「和三盆クッキー」

 

んん？？？？？

讃岐もち麦ダイシモチ＆善通寺市の観光大使「むぎゅ～ちゃん」ではないですか！！！

こちらは、地元の竜川幼稚園の子供たちがお茶の点て方や作法を学ぶ「お茶会」の際のお茶菓子として、ご主人が作られている、園児たちだけが食べられる特別和三盆なんです

 

売り場からは、作業場が丸見え

ご主人　「包み隠さず。嘘はありません（笑）お客さんと一言、二言でも会話して、美味しかったからまた来た。と言われたらやる気が出るからね」

実際に、お客さんとの会話で誕生した和菓子（例：生ドラコーヒー）もあるそうです！

 

初めての方は、どこにあるの？？？と、お店を何度か通り過ぎてしまうかもしれない場所にある「小判屋高島」

ご主人　「近所の人に、この向こうに住んどんやけど3年くらいお店あるん知らんかったわー」と言われる程の隠れ家（笑）

近くまで来たら「どら焼き」のぼりがはためいているので、頑張って探してみてください

 

菓子処 小判屋高島

住所　善通寺市原田町406-8

営業時間　9：00～17：00

定休日　木曜日

駐車場　1台

 

全て手作りのため、お店に並ぶ商品の数には限りがあります。

どら焼き、生ドラなど、たくさんご購入される方は、事前にお電話でご予約をお願いします

電話番号　0877-43-2226

 

なお、6月、7月、8月は、小判が繁忙期のため、お店はお休みとなります。

---

お宝ファイル NO.121

隠れ家に絶品和菓子あり！菓子処 小判屋高島