4月10日(再・13日)の東讃RADIO CLOVERは東かがわ市から、和三盆ラム酒「馬宿蒸留所」& 高松オルネに新オープン「ラムスタンドUMAYADO」をご紹介!.
東かがわ市の特産品、和三盆。製造過程で出るサトウキビの糖蜜は、これまで大半が廃棄されてきましたが、これをラム酒の原料として使う取り組みが始まっています。
東かがわ市馬宿(うまやど)に完成した「和三盆ラム」の製造拠点、馬宿蒸留所。
迎えてくれたのは、JOY-U CLUB木曜パーソナリティ、「ただけん」こと夛田健登さん。馬宿蒸留所の販売責任者、CMO(チーフマーケティングオフィサー)として、施設を案内してもらいました。
農業倉庫だった場所をリノベーションした建物の中には、最新鋭の大きな蒸留器!
まず、和三盆の糖蜜を発酵させ原酒を作り、蒸留器に入れて加熱。
水蒸気にして、アルコール度数を約63度まで高めます。
その後樽に詰め、3年ほど寝かせます。熟成庫にはたくさんの樽がスタンバイしていました。現在販売しているのは、3か月~6か月ほど寝かせた、フレッシュラムと呼ばれるもの。
「和三盆ラム」の原料は、和三盆を製造する時に出る副産物、「糖蜜」。
馬宿蒸留所のオーナーが三谷製糖の娘さんと結婚されたことをきっかけに、廃棄される糖蜜のことを知り、何かに活用できないかと考え、ラム酒製造に挑戦したのだそう。
和三盆ラム、飲んでみたいですよね?
気軽に飲める場所が出来たんです!
先月開業した「高松オルネ」1階にある、スタンディングバー「RUM STAND UMAYADO」を訪ねると・・・
カウンターの中には、バーテンダー・ただけん!
ラムソーダを作ってくれました。
ツンとした香りがしますが、意外とまろやかで飲みやすい!
後味に、和三盆の甘さをほんのりと感じます。
ノンアルコールの「103(糖蜜)コーラ」も提供されていますよ。
瓶詰めの販売もしていました。
「馬宿」のこと、和三盆・ラム酒のことなどを発信する拠点にしていきたいのこと。
今後は、東かがわ市の馬宿蒸留所も見学スペースなどを整備して、今秋の一般開放を目指しているということです。
「RUM STAND UMAYADO」
場所:香川県高松市浜ノ町1-20 高松オルネ北館1F
営業時間:11:00~21:00
「馬宿蒸溜所」
https://www.umayado-distillery.com/
※蒸留所での販売はしていません。