4月28日/小豆島・土庄町 肥土山農村歌舞伎.
小豆島土庄町の肥土山地区では年に一度行われる「肥土山農村歌舞伎」の準備が進んでいます。役者から裏方までを全て地元のみなさんが担うという特徴が江戸時代から受け引き継がれている小豆島歌舞伎のひとつ。
放送では今年の舞台に向けて稽古に励む肥土山の子どもたちに会いに行ってきました。
左から、高本凌臥さん、佐伯優生さん、佐伯征宗さん。
左から、鹿嶋ひなたさん、佐伯蒼空さん、森井一楓さん
今年は地元の小学生18名が自ら参加したいと手を挙げ、子ども歌舞伎だけで2幕上演。普段はやらない「ワル」い所作も歌舞伎だからこそ思いっきりできる!と子どもたちは楽しそう!
「肥土山農村歌舞伎保存会」会長の佐々木育夫さんも子どもの頃に舞台に立ったことを鮮明に覚えているそう。『子どもたちは歌舞伎を体験して大人になる。それが肥土山の通例。』と佐々木さん。
今年の肥土山農村歌舞伎は5月3日(金・祝)14:30〜19:30。
肥土山離宮八幡神社境内にある農村歌舞伎舞台で上演されます。
五穀豊穣を祈る「寿式三番叟」ののち、子ども歌舞伎が二幕、そして大人の切り狂言で締めくくります。
一般の方も桟敷に座って観覧することができますので、肥土山ならではのしまびよりを過ごしに足を運んでみませんか?
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