6月12日(再・15日)の放送は東かがわ市から、5月にオープン・キッズスペース併設焼きドーナツ店「manowa.」をご紹介!.
先月東かがわ市小磯にオープンした、キッズスペース併設の焼きドーナツ店「manowa(まのわ).」
代表の吉鷹知美(よしたか ともみ)さんは、妊娠・出産・子育てと平行して大学で学び直し、スキルを生かして起業したいと一念発起。子育てママ・パパたちも、地域の人もつながれる場所を作りました。
海にも近いエリアの細い道。田んぼ、麦畑、住宅地を進むと忽然と現れた白いオシャレな建物!
奥のキッズスペースには、絵本、おもちゃなど。柔らかいマットが敷いてあるので赤ちゃんも安心です。授乳・おむつ替えスペースもバッチリ。
店内を包む、焼きドーナツのいい香り。
基本はテイクアウトですが、ドリンクを頼んでイートインもできます。
焼きドーナツはプレーン・チョコチップ・抹茶・アールグレイの4種類。
「美味しい情報は、きっと支援が必要な人の手に届く。おいしいものを作れば、みんな来てくれるはず」と思い、焼きドーナツ販売を一緒に始めたのだそうです。
店内の一角にはマルシェスペースも。この日は、地元の福祉作業所製造のワッフル、無添加のみかんジュース・リンゴジュース、ハンドメイドのベビーグッズなどが販売されていました。
委託手数料の一部を使って、子育てスペースを一緒に運営しませんかという呼びかけに応えた方や団体が商品を出品しています。
愛媛出身の吉鷹さん。
大学卒業後、銀行員として勤務。同じく銀行員の、東かがわ市出身の男性と結婚。
ご主人が広島に転勤になったタイミングで退職、一緒に引越し。
妊娠中、自由な時間を有効活用しようと通信制の大学に入り、心理学を専攻。
出産後、児童養護施設を出たあとの子たちの自立支援をするNPO法人に就職。
転勤で再び香川に戻った後、丸亀市の「マルタス」オープニングスタッフになり、市民活動やNPO法人について現場で2年間学びました。
これまでの経験を生かし、「直接子育て支援ができて、誰もが繋がれる場所」を作りたいと決意した吉鷹さんは、起業家への道を歩み始めます。
Setouchi-i-Baseのコンペに、子育て支援のプランで挑戦し受賞。
専門家のアドバイスもうけながら経営プランを具体化し、昨年、起業等スタートアップ支援補助金と、香川県主催の短期集中型事業成長支援プログラム「Booster Garage 2023」に事業が採択されます。
並行して、ご主人の実家の納屋のリフォームを進めていきました。
ドーナツを買いに行く。
マルシェの商品を見てみる。
子どもを連れてリラックスしに行く!
誰もが関われる「場」に、早速なっているmanowa.。
来店する若い世代の方から、「ここで読み聞かせをしてみたい」などという声もあるので、近々実現させられたらと考えているそうです。
「manowa.(まのわ)」
営業時間:火~金曜10時~15時、土曜不定期オープン
※詳しくはインスタグラム掲載の営業日カレンダーをご覧ください。
場所:香川県東かがわ市小磯742-2 (駐車場 店舗横に約15台分有)
キッズスペース:
利用料 無料 ※事前にLINEでの利用者登録要
対象年齢 0歳~6歳ぐらいまで(保護者同伴ならば少し年齢が上のきょうだい児もOK)
詳細:「manowa.」インスタグラム
https://www.instagram.com/manowa._kagawa/