6月23日 / 志々島 島に草刈りに行こう.

三豊市詫間町にあるマリンウェーブ前の宮ノ下港、

6月3日の朝、手に手に草刈り機や箒などを持ち、連絡船に乗り込む人達。

向かう先は、粟島汽船で約20分「志々島」です。

毎年、5月末から6月にかけて、志々島の各地で草刈りなどの清掃活動を行っている山歩きグループ「志保山会」(三豊市以外にも観音寺などからの方もいるそうです)と「三野町公民館」の館長をはじめとする有志、そして地元詫間町の「街づくり推進隊詫間」の 三つの団体が協同作業で本格的な夏を迎える前に志々島の各所で草刈り清掃を行います。

 

始まりは、「志保山会」の会長が釣りで志々島を訪れた時の事。

樹齢1200年ともいわれる「大楠」の周辺は夏になると竹林に浸食され、大楠の枝には蔦が絡まり、今のように憩えるような場所ではありませんでした。

関係者に話をきくと、ムカデや蚊、蛇などがたくさんいて、なかなか草刈り作業などが出来ていない…と。 そこで山歩きをしている自分たちなら、そんな悩みに対応出来る!と立ち上がりました。

折しも、7町は合併して三豊市になったばかり。志々島のある詫間町に隣接する三野町、高瀬町のメンバーは「せっかく三豊市になって、自分たちにとっても志々島は地元になったのだから、是非、島に行こう!!」とこの活動をスタートさせました。

大楠の長く伸びる枝の下には・・・ウバユリが。

草刈り機で誤って刈り取らないよう、鎌を使って手作業でウバユリの周りをきれいに。

 

清掃活動は「大楠」周辺だけではなく、絶景スポット「楠の蔵」周辺、志々島のてっぺん「横尾の辻」でも。

皆さん、手慣れた様子で黙々と草刈り機を動かし、そのあとを箒できれいにしていきます。

 

お昼休憩をはさんで14時頃に作業終了!

「いい汗かいたぁ~」「やっぱり、きれいになると気持ちええ!!」など疲れも見せず、笑顔のみなさん。

「こうやって、志々島に来るのが楽しみなんよ、来年もくるよー!」そう言いながら連絡船に乗り込み家路につきました。

みなさん、大変お疲れさまでした❣

 

香川しまびより

今日も、香川は “しまびより”

穏やかに晴れた日曜日の朝は、瀬戸内海にぽっかり浮かんだ香川の島に出かけたくなる、絶好の“しまびより”。

寄せては返す瀬戸のさざ波に誘われて3人のパーソナリティが、香川の島々に暮らす人たちに会いに行きます。

そこに代々暮らし続けている人、戻ってきた人、または、新たに暮らし始めた人。

今、島に暮らしているいろいろな人たちのお話しを通じて、そこに脈々と流れる歴史や独自の文化、そして今でも続く風習など、私たちが知っているようで知らない、島々の魅力をお伝えします。

放送時間
毎週日曜日9:00~9:15
毎週木曜日12:30~12:45(再放送)
パーソナリティ
市川智子、柏原砂里、岡加依子

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