7月3日(再・6日)の放送は、引田の町並みに誕生したゲストハウス「お宿&カフェバー もか」をご紹介!.
東かがわ市引田の古い町並みにある「お宿&カフェバー もか」。
築60年の民家をリノベーションし、今年1月に開業。
宿泊は歩きのお遍路さんや海外からの観光客が多く、ランチやカフェバーは、地元の方に大好評です。
迎えて下さったのは、オーナーの伊藤駿さんと、パートナーの堀川菜穂子さん。
看板娘の「もか」ちゃんは、人懐っこく後をついてきてくれます!
ゲストハウスは全4部屋。まるでおばあちゃんの家みたいな懐かしい雰囲気!
シャワー・トイレなど共同で使うスペースは、綺麗にフルリフォームされています。
ミニキッチン、冷蔵庫、洗濯機もありました。
オーナーの伊藤駿さんは現在32歳、広島出身。
20歳の時から3年間スイスに留学し、帰国後は東京の旅行会社で働いていましたが、コロナ禍で仕事が激減。まとまった時間が出来たことを機に、以前から興味があった「歩き遍路」に挑みました。
45日かけて四国を一周し、結願。かけがえのない経験を通じて、「いつかは自分で遍路宿をやってみたい」という夢を抱きます。
一旦東京へ戻りますが、地方で暮らすという選択肢も考え始め、転職を決意。東かがわの手袋会社に就職が決まり、一昨年移住しました。
四国に拠点を移したことで夢を実現させたいという思いが募り、伊藤さんは起業を決意。
脱サラし、まずは物件探し。他にも候補地が見つかりましたが、地元の方々が開業にとても協力的だったこともあり、場所を引田に決めました。
取材した時間は、ちょうどランチ営業中!
この日のメニューは、パートナー・菜穂子さんの故郷の名物料理をアレンジした「新潟風チキンたれかつ丼」。豆腐と野菜がいっぱい詰まった含め煮、サラダには自家製塩こうじドレッシング。
お二人が手際よく調理したおかずは、まさにふるさとの味!
旅行客もここで食事をとるので、地元の方との交流の場にもなりそうですね。
「湾岸アートや風情ある町並み、優しい人が暮らす引田をゆっくりと楽しんでもらいたいです。また、世界からベジタリアン・ヴィーガンのお客様も来られると思うので、対応メニューにも力を入れていきたいです」と語る伊藤さん。
来年は瀬戸内国際芸術祭の舞台となる、引田。
英語・ドイツ語対応OKのお宿「もか」は、海外からの観光客にも貴重な存在になりそうです!
「お宿&カフェバー もか」
場所:東かがわ市引田2400-1 (駐車場5台程度有)
営業日時: 11:30~20:00 月・火定休
宿泊料金:一泊 素泊まり4500円、夕食朝食付6000円
宿泊予約、詳細:https://www.instagram.com/guesthouse_mocha/