9月4日(再・7日)の放送はさぬき市から、”森の達人”田中政晴さんをご紹介!.
田中さんの森にお邪魔して森づくりのコツを教えていただきました。
元美術教員だった田中さん。林業をされていたお父さんから受け継いだ山を守りながら、地域の森づくりに広く貢献。昨年その活動が評価されて「緑化推進運動功労者 内閣総理大臣表彰を受賞されました。
さぬき市大川町にある田中さんの山林。約8haの森にはスギ・ヒノキを中心に、赤ちゃんから150歳までの大小さまざまな木が入り乱れながら共存しています。森にはあちこちから陽の光がさしこんでいて、とても明るい! 人間に害となるような虫も見当たらず、山に対する恐怖心が芽生えない癒しの空間です。
若い木々は田中さんが植えたものではなく、自然と種が落ち、芽吹いて、大きくなったもの。定期的に間伐を行うことでどんどん木の世界は新しい世代に移り変わっていくのだとか。そのためには日光が満遍なく当たることが大切で、人間の力で整えていくことが必要。
時代が変わって山で収入を得る人が減ってからは、そのような手入れが行き届かず、放置された森が増えてきたと田中さん。
田中さんはそんな中でも「森林の楽校」というイベントで子どもたちに山遊びを伝えたり、森に遊びにくる方と交流したり、最近では生えているクロモジを使った蒸留水づくり会にも参加されています。蒸留会に参加されたアロマセラピストの広瀬麻倫子さん(写真右)は「こんなにたくさんのクロモジを香川で見られて感動!」と嬉しそう。
収録が終わった後はいい香りのクロモジ蒸留水を匂わせていただきつつ、森林浴を楽しみました。田中さんの「自然と木が成長していく森づくり」がこれからも広がることを祈っています。
■田中さんも長年携わってきた森のイベントが今年も開催!■
「さぬきの森 森林の楽校2024~親子で皮むき間伐体験を一緒にしよう!!~」
秋に向けて変わっていく森の中で森や山のことを学べる「さぬきの森 森林の楽校」が開催されます。
今年は子どもにもできる「皮むき間伐」にチャレンジ!
開催日時/2024年9月22日(日) ※少雨決行
場所/香川県さぬき市寒川町門入の郷・さぬき市民百年の森
定員/40名(先着順)
申込締切/9月12日(木)
申し込みフォーム/ https://blog.canpan.info/juon/archive/826
■さぬき市からのお知らせ!■
さぬき市では新しく公式Instagramができたことを記念して、キャンペーンを実施中!
詳しくはさぬき市のホームページをチェック!