12月4日(再・7日)はさぬき市から、「平賀源内記念館」事務局長の高畠さんにお聞きしました!.
エレキテルでおなじみの平賀源内がいまキテル!? 源内最新ニュースを「平賀源内記念館」事務局長の高畠さんにお聞きしました!
江戸の奇才 平賀源内。彼が生まれたのは香川県さぬき市志度。志度駅から徒歩5分のところにある「平賀源内記念館」では源内の生涯を知ることができるほか、本草学者としても知見が広く、学者として日本全国を巡った彼の功績を知ることができます。
平賀源内といえばエレキテル。日本最初の静電気発生装置と言われていますが、250年の時を経て、歴史的な偉業として認められたというニュースが今年入ってきました!国際的な電気・情報工学分野の研究団体「IEEE(アイ・トリプル・イー)」から、技術的な成果として社会や産業に貢献した歴史的な業績を評価する「マイルストーン賞」に認定されました!歴史的にも重要なことを平賀源内が成し遂げたと認定に至ったのだそう。今後も電子学・電気学を学ぶ学生さんなどが平賀源内に注目してくれることが期待されます。
さらに来年1月5日から放送の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」にも平賀源内が登場! 高畠さん含む、源内関係者も制作のお手伝いをしており、第1話から第19話(GW手前まで)は源内が多数出るのだとか!源内が江戸で大活躍の時期に活躍した蔦屋重三郎は、後に写楽や喜多川歌麿などを世に出す版元を立ち上げ、江戸のメディア王と呼ばれました。そんな蔦重が吉原再建のために制作した本の序文(今で言う新刊の帯)を源内が書いたことにより注目を集めたというエピソードがあります。江戸の町では『源内先生』と呼ばれるほど人気の作家だった平賀源内。詳しくは来年の大河ドラマをお楽しみに!
また、平賀源内記念館で開催中の講習会「まんでがん源内塾」では、「べらぼう」の放映を記念して特別講座を行います。べらぼうの裏話や当時の話を「たばこと塩の博物館」主任学芸員の湯浅淑子さんや月刊「東京人」編集長の高橋栄一さんがしてくださいますのでお楽しみに!
■平賀源内記念館
香川県さぬき市志度587-1【地図】
営業時間/9:00~17:00
定休日/月曜日・年末年始(2022年12月28日~2023年1月1日)
お問い合わせ先/087-894-1684
令和6年度「第9期まんでがん源内塾」
2025年NHK大河ドラマ『べらぼう』放映記念~平賀源内が蔦屋重三郎に与えた影響とは?『べらぼう』を100倍楽しく見る方法
開催日・受講料/
第4回12月22日(日)
ゲスト:大阪商業大学教授 石上敏さん(前売600円・当日700円)
第5回2025年1月19日(日)
ゲスト:「たばこと塩の博物館」主任学芸員 湯浅淑子さん『江戸の出版事情と蔦屋重三郎の仕事』(前売700円・当日800円)
第6回2025年2月16日(日)
ゲスト: 月刊「東京人」編集長 高橋栄一さん『蔦屋重三郎が吉原細見序文の執筆を平賀源内に依頼した本当の理由とは?』(前売700円・当日800円)
会場/平賀源内記念館2階 大会議室
定員/30名(先着順)
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