12月11日(再・14日)は東かがわ市から「讃岐スモークサーモン 燻鮭」をご紹介。鮭の皮を利用した手袋や小物の製造も!.
東かがわ市大谷の小さな燻製工房で作られている「讃岐スモークサーモン 燻鮭」。
創業48年。代表の山下泰弘さんが2代目として継承しています。
先代の父が、伯母のご主人が開いた東かがわ市三本松の洋食レストラン「オリエンタル」で働いていましたが、店で提供していたスモークサーモンがとても美味しいと好評だったことから独立して作り始めたとのこと。
素材は、厳選されたノルウェー産のアトランティックサーモン。
燻製に使うのは、香川県産山桜のチップ。瀬戸内の海塩が、素材の味を引き出します。
製造は山下さん一人で、ほぼすべての工程が手作業です。
燻製室の扉を開けると、木の香りが飛び出してきます。
中は大きな冷蔵庫になっており、冷やしながら40時間ぐらい煙を当てます。
鮮やかな発色が美しいですね!
とにかく柔らかくて、桜の木の香りが口いっぱいに広がります。塩加減もパーフェクト!
スライス・ブロック・半身などを、公式ウェブサイト・インスタグラム・電話注文・工房で購入できます。
東かがわ市ふるさと納税の返礼品にも選ばれていますよ。
山下さんは、これまでほとんど廃棄していたサーモンの皮を、「革」製品としてアップサイクルしようと、専用の工房を建て去年の3月から試作開始。
小さなドラム洗濯機に鮭の皮を入れ洗濯します。所要時間、なんと2週間!
その後防腐作業、着色をします。
地元の手袋製造工房へ素材を持ち込み、加工を依頼。
試行錯誤の末、サーモンの皮と東かがわの縫製技術が融合した手袋や小物が完成しました。
2025年初旬に「Binbi Leather(ビンビレザー)」というブランド名で発売開始予定です!
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「讃岐スモークサーモン 燻鮭(くんじゃけ)」
場所:香川県東かがわ市大谷711-3
電話:0879-25-9763