12月29日/(高松市男木島)香川大学『OGIJIMAプロジェクトここぢから』が過ごす男木島図書館のしまびより.

先週に続いて男木島の路地にある男木島図書館にやってきました。開館時間の13時に行ってみると、ちょうどフェリーにのってやってきた香川大学『OGIJIMAプロジェクトここぢから』のみなさんに出会いました。

2021年度に行われた国土交通省スマートアイランド推進実証調査をきっかけに男木島と関わりはじめた香川大学の学生たちが、「もっと島に関わりたい」と結成したのが『OGIJIMAプロジェクトここぢから』。当初3名だったメンバーも現在は40名以上に。現在、週末の男木島図書館の運営をメインに、島のイベントに参加したり観光客向けに島のマップづくりや特産品である落花生の栽培に挑戦中です。

図書館開館前に島の子どもたちを対象とした『こども教室』も開催。子どもたちからは「おにいちゃん、おねえちゃん」と呼ばれ、一緒に読み聞かせやカードゲームを楽しんでいます。ちょうど大学生くらいの年齢の島民がいないため、彼らと子どもたちのふれあいがあるのがとても良いと男木島図書館の理事長 額賀順子さんもおっしゃっていました。

お互い好きな場所で好きな本を読んで過ごす島の親子や、思い出ノートに絵を描いて帰る外国人の観光客。ここに来ればいろんな人に会えるのが学生たちにとっても刺激になっている様子。

男木島はアニメの聖地としても知られており、その作家さんがサインを書いた著書が館内にあります。それを目的に訪れた方と該当の本を一緒に探すのも良い思い出になっているそう。

開館当時からドリンクが飲める図書館でしたが、『ここぢから』が関わるようになってスイーツも販売することに。プロジェクト内には商品開発部門があり、学生たちが考えたお菓子を作って販売しています。今年はクリスマスに向けてジンジャークッキーを開発。

館内のソファ席は『ここぢから』田中春名さんのお気に入り。窓からはお庭のみかんの木が見えます。大学にバイトに部活にと日々忙しい学生たち。1年生の武内みなみさんも『ここぢから』としてここで過ごす時間が癒しになっているとのこと。

「何度でも来たくなる心温まる場所」と田中さん。今後は島の高齢者のみなさんとも交流できるイベントをやってみたいと抱負を聞かせてくれました。

(写真左から「ここぢから」1年 武内みなみさん・男木島図書館理事長 額賀順子さん・「ここぢから」3年田中春名さん)

■『OGIJIMAプロジェクトここぢから』

ホームページ https://www.ec.kagawa-u.ac.jp/campus_life/ogijimakokozikara.html

公式Instagram https://www.instagram.com/ogikoko_0930?igsh=MTc0YmM3cnQ0cDVoNw%3D%3D&utm_source=qr

公式X https://x.com/OGIJIMAKOKO

 

■男木島図書館

場所/香川県高松市男木島148-1

開館日時/13:00〜16:30 

休館日/不定期・詳細はInstagramにて

アクセス/男木港から歩いて3分ほど

公式サイト/https://ogijima-library.or.jp

香川しまびより

今日も、香川は “しまびより”

穏やかに晴れた日曜日の朝は、瀬戸内海にぽっかり浮かんだ香川の島に出かけたくなる、絶好の“しまびより”。

寄せては返す瀬戸のさざ波に誘われて3人のパーソナリティが、香川の島々に暮らす人たちに会いに行きます。

そこに代々暮らし続けている人、戻ってきた人、または、新たに暮らし始めた人。

今、島に暮らしているいろいろな人たちのお話しを通じて、そこに脈々と流れる歴史や独自の文化、そして今でも続く風習など、私たちが知っているようで知らない、島々の魅力をお伝えします。

放送時間
毎週日曜日9:00~9:15
毎週木曜日12:30~12:45(再放送)
パーソナリティ
市川智子、柏原砂里、岡加依子

アーカイブ

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毎週木曜日12:30~12:45(再放送)
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