1月8日(再・11日)は、東かがわ市の歴史・文化財ブロガー「謎のK」さんの“謎”に迫る!.
東かがわ市各地に残る歴史ある場所や旧跡を訪ね、SNSで精力的に発信している、「謎のK」さん!
キャッチーな文章・美しい写真と共に、史実に残る内容もあわせて紹介されています。
「本名はナイショ、顔出しNGなら・・」ということで、仮面を着用してのインタビューとなりました。
謎のKさんは、2023年6月に地域おこし協力隊文化財担当として着任。
出身は、広島県福山市。香川県は住んでみたかった場所でもあり、文化財と観光に携われる仕事に興味があり応募したそうです。
「小学校の頃から歴史に興味があって、自分で学び続けてきました。学芸員資格は持っていませんが、今、文献を読んだり調査に行ったりしながら東かがわの歴史を勉強しているところです。」とKさん。
お寺・祠、巨木、時には山に登ったり、船に乗って、週2~3回ペースでSNSに記事をアップ。
マニアックな視点も取り入れながら歴史を紐解いていきます。
地元出身ではないので、取材場所を探すに苦労するのかと思いきや、
「いや、それはないですね。四国って、お遍路さんの国じゃないですか。史跡の数が多いし状態もとても綺麗。昔の暮らしを辿れるヒントになる史跡が、歩いているだけでたくさん目に入ってきます。」
まだ公開できていない、調査中の情報も多くストックしているとのこと。
謎のKさんがこれまでに見つけた、おすすめの場所に連れて行ってもらいました。
引田IC付近から細い道をどんどん上り、山に囲まれた池に到着。
「ここは、仁池(にいけ)という池です。実は・・・大蛇の伝説が残っているんです。」
藤井家という庄屋の屋敷で働いていた、おとく という女性。美しく、気立てが良く、料理がとても上手。中でも、お吸い物は絶品と評判でした。
おとくさんには、ひとつだけ不可解な行動がありました。
夜な夜な屋敷から外へ出ていくのです。
庄屋の主人は下男に様子を見に行かせました。
夜中、後をつけていくと、おとくさんは仁池に到着。着物や髪をほどき、泳ぎ始めました。
しばらくして水面から現れたのが・・・大きな大きな、蛇。
その日以来、おとくさんは屋敷に戻ってきませんでした。
月日が経ち、おとくさんが使っていた部屋を大掃除していたときのこと。
畳をめくったところ、床下から、お吸い物が美味しかった秘密に繋がる「驚きのもの」が見つかります・・・。
★★★
謎のKさんが自分の足で歩き、地元の人に話を聞き、資料を読み込み調べた伝承が、とてもリアルに伝わってきました。
他にもたくさんの興味深い歴史のお話が東かがわ市地域おこし協力隊InstagramとFacebookに紹介されています。ぜひ読んでみてくださいね!
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