1月15日(再・18日)は三木町から、地域に根差した小さな御菓子屋さん、氷上の御菓子処はとやさんをご紹介.
さぬき市の鶴屋で働いていたお父様が独立し創業したのが「御菓子処はとや」。
その後を継ぎ一緒に和洋菓子を作っているのが息子の吉谷正大さん。実は筒井の同級生。和菓子を中心に修行してきたこともあり、昔ながらの餡子にこだわった和菓子作りをしてきました。
希少糖を含むレアシュガーが登場した頃、希少糖の里である三木町からレアシュガーを使った餡子のお菓子を広めたいと試行錯誤を繰り返し商品化。
希少糖入りのどら焼きは「太古の森」と名付けられ一番人気となりました。
三笠山が由来となる三笠の呼び名もあるどら焼きですが、太古の森も丘の形がどら焼きのようなので、名付けられています。バタークリームが入った嶽山ブッセは、嶽山の岩肌をイメージ。なるほど~!そのほかの御菓子にも三木町らしいネーミングがつけられています。やりたいことを実現できたという正大さんです。
はとやさんの魅力は和洋菓子だけではありません。お店の半分を占めているのはパン売り場。はとやの餡子を食べてほしいと、あんこ系パンが充実していますが、お総菜パンも人気です。1個115円からというお手頃価格です。
「近所の子どもさんが115円握りしめてきてくれると、なかなか値上げに踏み切れなくて」と正大さん。地域の小学校にも和菓子の講師として出向いて、和菓子を身近に感じてもらいたいと活動されています。今後、叶うことなら、和菓子を作るところを見てもらいながらお茶とお菓子が食べられるお店ができたらと語ってくれました。
昔懐かしい味とレトロなデザインのパッケージ。ノスタルジーを感じるお菓子をぜひ皆さんも食べてみてくださいね。
御菓子処はとや
住所:三木町氷上1192-4
電話:087-898-1845
営業時間:月~土曜日 9時~17時30分 日曜日 8時~10時
*イベント等で営業時間の変更あり