4月20日/小豆島土庄町 皇踏山ハイキングにいってきました.
土庄港に到着すると左手に見える雄壮な皇踏山。
いくつかのハイキングルートがあり、不定期ですがガイドツアーも行われています。この春新しいハイキングコースができたとのことで、皇踏山のガイドをされている 「ハレヶ山商店」の 立屋 一美さんと一緒に登らせていただきました。
立屋さんは山形県出身。アウトドアブランド「モンベル」に勤めたのち土庄町地域おこし協力隊として島に移住しアウトドアを通じた観光振興を担当されていました。任期を終えた今も島に残り、グラフィックデザイナーとハイキングガイドの両方で活躍されています。
まずはオリーブタウン近くの登山口へ。大きなハイキングマップの看板は設置されたばかり。実は立屋さんがデザインされたそうです。ポップでかわいらしいイラストからこの山に見どころがたくさんあるのがわかります。
皇踏山は394mという低山ですが登りがいがあり、島山らしく海も山も見える面白さ盛りだくさん。中でも新しいハイキングコースは初心者でも安心して登れるルート!
登山道は枝や落ち葉を綺麗に掃除されているためとっても歩きやすかったです。切り出した木を階段にして登りやすくしてくれているところもありました。地元の有志のみなさんの「皇踏山に登ってほしい」気持ちが表れています。
ヤマザクラも綺麗に咲いていました♩
登りはじめて10分しないうちにこの景色!さっきフェリーで降りた土庄港が見えます! ちょっと歩けば絶景の瀬戸内海。それが『ご褒美ルート』とも言える新しいハイキングコース。
土庄町観光スポットの「重ね岩」がここにも?と思うほど大きな岩のある場所も。それを越えれば立屋さんが大好きな場所、見晴台!南を向けば高松市の五剣山・屋島・高松港・女木島・男木島が。反対の北側は岡山が見えました!
普段は自宅でグラフィックデザインの仕事をされている立屋さん。行き詰まったときには山に登り、この場所で息抜きするのだそう。船の往来を眺めながら自分に意識向ける大切な時間。
山頂近くには土庄町の木でもある「ウバメガシ」の樹林帯がありました。苔むした岩もたくさんあり、木漏れ日の中を歩く時間がとっても心地よかったです。
山頂に到着しました〜!! ゆっくり写真を撮影しながら登ってきたので2時間ほどで到着。
途中厳しい山道もなくて初心者のわたしでも無事に登れました♩整備してくださったみなさんのおかげです!
さらに山の中の道を歩いて、もともと城があったのでは?という史跡や展望台へ。立屋さんが豆を挽いてコーヒーを淹れてくださいました。エンジェルロードを眺められる場所で飲むコーヒーは格別!
昔からアウトドアが身近にあり、外遊びが好きだった立屋さん。協力隊就任時がコロナ禍だったため自然と山に入る時間が増える中、近くにあった皇踏山のよさに気づき始めたそう。多くの方に登ってもらえたらと、ご自身でマップをデザインしたり地元の方や自治体と看板の設置や整備を行なってこられました。これからもたくさんの方に登ってもらえるように活動を続けていきたいとのことです。
5月4日、16日には立屋さんがガイドをされる皇踏山ハイキングツアーも開催。詳しくは下記をご覧ください。
https://event.montbell.jp/plan/disp_data.php?event_no=T37C03
皇踏山ハイキングマップはこちら
https://www.town.tonosho.kagawa.jp/kanko/enjoy/3122.html
立屋さんの活動拠点「ハレケ山商店」公式Instagram
https://www.instagram.com/haregayama_shodoshima/